保田與重郎「日本の橋」・オーヴェルニュの歌 |
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「そして日本の橋は道の延長であつた。極めて静かに心細く、道のはてに、水の上を超え、流れの上を渡るのである。ただ超えるといふことを、それのみを極めて思い出多くしようとした」 「ものの終はりが直ちに飛躍を意味する、そんなことだまを信仰した国である。日本の美心は男と女との相聞の道に微かな歌を構想した。それは私語の無限大への拡大として、つねに一つの哲学としてさへ耐え得たのである。 |
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