バルトーク「弦楽四重奏曲第三番」

ゼルダの伝説   r
bartok
十代の頃は、バルトークの作品を好んだ。ことに第三弦楽四重奏曲の第一楽章がはじまると、矢車草の咲き乱れるハンガリ-のプスタを目の前に見る思ひがした。きつと少しばかり頭がおかしかったのだらう。年齢をかさねた今、バルトークを聴くのは少しばかりつらい。そのかはり、といふわけではないが、第三ピアノ協奏曲のアダージョを聴くと、心ならずも故国をあとにした彼の悲しみが、よくわかるやうな気がする。
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